大企業におけるデータ管理は、効率性とセキュリティ確保が不可欠な要素となっています。クラウドストレージの導入は、この課題に対する重要な解決策のひとつとして大きな注目を集めています。本記事では、大企業がクラウドストレージを採用する際の4つのメリットと、最適なサービスを選ぶ際の比較ポイントを詳しく解説します。大規模なデータ管理における効果的なソリューションを探る一助となれば幸いです。

大企業がクラウドストレージを導入する4つのメリット

大企業がクラウドストレージを導入するメリットは、以下の4つです。

  • 業務を効率化できる
  • コスト削減につながる
  • どこからでもアクセス可能
  • 万が一の事態にも対応できる

それぞれ詳しく解説します。

業務を効率化できる

社員数や保管する情報量が多い大企業の場合、データやファイルが整理されていないと、探すだけで時間がかかります。しかし、クラウドストレージを活用することでデータやファイルを1ヵ所に集約できるため、管理が楽になり、必要な情報を効率よく探すことが可能です。また、複数人での同時作業もできるため、大幅な業務の効率化につながります。

複数人で利用できるクラウドストレージの効果や選ぶ上でのポイントとは?

コスト削減につながる

大量のデータやファイルを保管・管理する場合、自社でサーバーを設置する必要があります。そのため、設置費用やメンテナンス費用、人件費など、膨大なコストがかかります。クラウドストレージであれば、自社でサーバーの保守管理が不要なため、コストを大幅に削減可能です。

どこからでもアクセス可能

クラウドストレージは、インターネット環境さえ整っていれば、どこからでもサーバーにアクセスできます。場所・時間・端末に左右されることなく、業務に取り掛かれるため、テレワークを導入している大企業にもおすすめです。

万が一の事態にも対応できる

パソコン上にデータを保存している場合には、何かしらの不具合やトラブルで壊れた際に、保存しているデータが破損するリスクが考えられます。しかし、クラウドストレージであれば、自動的にバックアップを取るシステムが搭載されていることがほとんどです。また、クラウド上にあるため、何かしらの災害に巻き込まれてもデータが破損・紛失することはありません。

大企業がクラウドストレージを選ぶ際の比較ポイント

大企業がクラウドストレージを選ぶ際には、以下のポイントを比較・検討してみましょう。

  • 料金体系
  • セキュリティ体制
  • ストレージ容量
  • 無料トライアル期間
  • サポート体制

クラウドストレージによって、料金体系は大きく異なります。なお、代表的な課金形式として、利用者一人ずつに課金される「ユーザ課金型」と、ストレージ容量に応じて課金される「プラン(従量)課金型」があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、利用人数が少ない場合にはユーザ課金型・利用者が多い場合にはプラン課金型と覚えておきましょう。
また、顧客情報や機密情報を取り扱うことの多い大企業にとって、セキュリティ対策は非常に重要なポイントです。セキュリティに関する機能もクラウドストレージによって異なるため、自社のセキュリティポリシーにマッチしたものを選びましょう。ストレージ容量に関しては、大企業のような大人数で利用する場合、容量無制限のプランがおすすめです。そのほかにも、無料トライアル期間やサポート体制の有無などについてしっかりと確認した上で、自社に最適なクラウドストレージを選びましょう。

金融業界が求める高いセキュリティレベルをクリアしたクラウドストレージ「Fleekdrive」

資料検索の工数を50%軽減!大企業向けのクラウドストレージ「Fleekdrive」

前章で解説したポイントを踏まえて、Fleekdriveが大企業でも利用されている理由について、特徴と導入事例を交えながら解説します。

ストレージ容量無制限でも月額4,000円!

Fleekdriveでは、以下3種類のプランを用意しています。

プランTeamBusinessEnterprise
料金(月額・税抜)/1ユーザあたり500円1,500円4,000円
最低ユーザ数10人10人10人
ストレージ容量10GB×契約ユーザ数200GB×契約ユーザ数無制限

大企業のような大人数で利用する場合には、ストレージ容量無制限のプランがおすすめです。Fleekdriveでは、1ユーザあたり月額4,000円で利用できるため、非常にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

AWSを基盤にした強固なセキュリティ

Fleekdriveでは、安全かつ障害耐性に優れたクラウドサーバーである「AWS(Amazon Web Services)」を基盤としています。ファイルを保存した時点で国内3ヵ所に分散してデータを保管するため、災害やサーバーの故障といった不測の事態でも、大切なデータが消失する心配はありません。また、以下のようなセキュリティ面に関する機能も備えています。

  • ファイルのアップロード時に自動でウイルスチェック
  • 全ファイルを暗号化して保管
  • PDFのコピー・印刷・持ち出しを制限
  • ID・パスワードを一括で管理
  • 24時間体制で不穏なアクションを自動で通知
  • ログインからログアウトまでの全操作を記録 など

大企業のように大人数で利用する場合には、さまざまなリスクが生じます。しかし、豊富なセキュリティ機能を備えているFleekdriveであれば、安心して利用できるでしょう。

ユーザ権限を一覧管理

クラウドストレージの利用者が多くなると、誰がどのファイルにアクセス・編集できるのか、ユーザ権限が把握しづらくなります。しかし、Fleekdriveであれば管理者がユーザ権限を一覧で管理することが可能です。

ファイルの共同編集機能で効率的な運用が可能

Fleekdriveでは、複数人でのファイル共有や編集作業も容易に行えるため、業務の効率化が期待できます。また、ファイルの編集中には別ユーザの編集開始の可否を選択・通知することも可能です。そのため、同時編集によって心配されるデータの上書きミスが防げます。

【導入事例】資料検索にかかる時間が従来の50%に|株式会社ベネッセコーポレーション

株式会社ベネッセコーポレーション様は、日々の営業活動において以下3つの課題を感じていました。

  • 資料探しに時間がかかる
  • 知識の習得に時間がかかる
  • 新しい知識を習得するための時間が不足している

これらの課題解決には社内でのナレッジ共有が不可欠と考え、プロジェクトを発足しました。プロジェクトメンバーは、Fleekdriveを活用し各営業に情報の共有を呼びかけたそうです。Fleekdriveを選定いただいた理由として、「使いやすいシステム」であったこと、そして「セキュリティに十分配慮した仕組み」であったこと、この2点を挙げていただきました。Fleekdriveを活用した結果、情報の一元管理によって必要な資料がすぐ取り出せるようになり、資料検索にかかる時間が従来の50%になったそうです。生み出された時間を有効活用して、最新情報を学ぼうとする動きが出てきているとのことです。時代に対応した教材や商品を生み出して、提案の質を高めるために、今後もFleekdriveを活用していきたいと話してくださいました。

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