ファイルサーバーは、社内の重要なデータを保管・共有する基盤です。一方で、顧客情報や契約書、社内資料などが集まる場所だからこそ、不正アクセス・ランサムウェア・内部不正の被害を受けた際の影響も大きくなります。本記事では、法人向けオンラインストレージ「Fleekdrive」を提供する株式会社Fleekdriveが、ファイルサーバーの基本からセキュリティ対策が必要な理由、具体的な7つの対策までをわかりやすく解説します。

Contents

ファイルサーバーとは?

ファイルサーバーとは、社内の文書や画像、動画などのデータを一箇所に集約し、ネットワークを通じて複数の社員で共有・管理するための仕組みです。各個人のパソコンにデータを分散して保存する場合と比べて、共有するファイルの保管場所を集約しやすく、社内で同じデータを参照しやすい点が特徴です。また、アクセス権限を適切に設定すれば、閲覧・編集できる範囲を部署や役割ごとに制御しやすくなります。

従来は、社内に機器を設置するオンプレミス型が主流でした。しかし近年は、オンラインストレージのようなクラウドサービスを活用し、社内外で安全にファイル共有できる環境を整える企業も増えています。ファイルサーバーは単なる保存場所ではなく、安全に情報を活用するための基盤と言えるでしょう。ファイルサーバーについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

関連記事:ファイル共有サーバーとは? 特徴や注意点について解説

ファイルサーバーのセキュリティ対策が必要な3つの理由

ファイルサーバーを活用する際は、不正アクセスや情報漏洩を防ぐためにも、セキュリティ対策が欠かせません。その理由は、次の通りです。

  1. 外部からの不正アクセスによる情報漏洩やデータ改ざんを防ぐため
  2. ランサムウェアによるデータの暗号化や業務停止を防ぐため
  3. 社内の不正行為や操作ミスによる情報漏洩を防ぐため

以下の記事では、企業が意識すべきセキュリティについて、まとめているので参考にしてください。

関連記事:企業が意識すべきファイルのセキュリティとは~セキュリティ担当が語る~

1. 外部からの不正アクセスによる情報漏洩やデータ改ざんを防ぐため

ファイルサーバーを利用する際は、不正アクセスによる情報漏洩やデータ改ざんといったリスクを防ぐために、外部からの侵入を前提とした対策が必要です。IDとパスワードのみで認証している環境では、認証情報が流出した場合に第三者が侵入し、顧客データを閲覧されたり、書き換えられたりするおそれがあります。発見が遅れると、被害が拡大し、企業の信用低下や取引停止につながります。

また、ファイルサーバーは、一度侵入を許すと社内に保存されているデータへ広くアクセスされるおそれがあるため、事前にセキュリティ対策しておくことが重要です。

2. ランサムウェアによるデータの暗号化や業務停止を防ぐため

ランサムウェアとは、ファイルを暗号化して利用できなくし、復元と引き換えに金銭を要求する不正プログラムです。近年は、復旧手段となるバックアップデータまで狙われる可能性もあります。

同一ネットワーク内にバックアップを保存している場合、感染が拡大した際にバックアップデータまで暗号化され、復旧が難しくなるおそれがあります。復旧手段を失うことで、長期間業務が再開できないリスクもあるでしょう。

ランサムウェアによる被害が発生すると、事業継続が困難になるリスクがあります。侵入を防ぐ対策だけでなく、被害を受けた後に復旧できるバックアップ体制を整えることも大切です。

3. 社内の不正行為や操作ミスによる情報漏洩を防ぐため

ファイルサーバーのセキュリティ対策では、外部攻撃だけでなく、社内の不正行為や操作ミスにも備える必要があります。

例えば、アクセス権限が適切に設定されていないと、本来不要な社員でも機密情報にアクセスできる状態となり、情報漏洩のリスクが高まります。また、退職予定者によるデータの持ち出しや、共有設定の誤りによる公開なども起こり得るでしょう。

内部不正や操作ミスによる情報漏洩は、外部攻撃よりも発見が遅れやすく、被害が拡大する場合があります。そのため、事前のセキュリティ対策が欠かせません。

ファイルサーバーのセキュリティ対策7選

ファイルサーバーの具体的なセキュリティ対策は、次の7つです。

  1. ID管理を徹底し、不要なアカウントを放置しない
  2. アクセス権限を最小限に設定し、不要な権限を放置しない
  3. 操作ログを取得し、異常時に追跡できる状態を整える
  4. OSやソフトを更新し、脆弱性を放置しない
  5. バックアップを取得し、データ復旧に備える
  6. ウイルス・マルウェア対策を検討する
  7. 安全なファイル共有の仕組みを整える

なお、ファイルサーバーの対策だけでなく、ビジネス全体の情報管理やクラウドストレージ活用を含めてセキュリティを見直したい場合は、以下の記事も参考になります。

関連記事:ビジネスに必要なセキュリティ対策とは?クラウドストレージ導入で安全性を強化

1. ID管理を徹底し、不要なアカウントを放置しない

ファイルサーバーのセキュリティ対策では、ID管理を適切に行い、不必要なアカウントを放置しないことが重要です。共有アカウントを複数人で利用している場合、「誰がアクセスしたのか」を把握しにくくなり、内部不正や情報漏洩の原因調査が難しくなるおそれがあります。

また、退職者や異動者のアカウントを削除・停止していない場合、利用実態のないアカウントが残り続け、不正アクセスの入口になる可能性があります。特に、管理者アカウントを必要以上に共有している環境では、誤操作や不正利用による被害が大きくなりやすいでしょう。

そのため、利用者ごとに個別IDを発行し、不要になったアカウントは速やかに停止・削除する運用が基本です。あわせて、推測されにくいパスワード設定や定期的な見直し、多要素認証(MFA)の導入を進めることで、不正ログインのリスクを抑えやすくなります。

2. アクセス権限を最小限に設定し、不要な権限を放置しない

ファイルサーバーでは、アクセス権限を必要最小限に設定し、不要な権限を放置しない運用が重要です。権限管理が曖昧な環境では、本来業務で必要のない社員まで機密情報へアクセスできる状態になり、誤操作や内部不正による情報漏洩につながるおそれがあります。

特に、「一時的に付与した権限を削除していない」「異動前の部署フォルダへ引き続きアクセスできる」「外部委託先アカウントが残っている」といったケースは少なくありません。権限が増え続けると、管理者側でも実態を把握しにくくなります。

そのため、アクセス権限は部署や役割単位で整理し、業務に必要な範囲だけ付与することが基本です。また、人事異動や退職、プロジェクト終了などのタイミングで定期的に権限を見直し、不要なアクセス権を削除する運用体制を整えましょう。

3. 操作ログを取得し、異常時に追跡できる状態を整える

ファイルサーバーでは、操作ログを取得し、問題発生時にアクセス状況を追跡できる状態を整えることが重要です。ログが残っていない環境では、情報漏洩や内部不正が発生しても、「誰が・いつ・どのデータへアクセスしたのか」を把握しにくく、原因調査や被害範囲の特定が難しくなります。

特に、深夜や休日の重要フォルダへのアクセス、短時間での大量ダウンロード、退職予定者による機密ファイルへのアクセスなどは注意が必要です。アクセス履歴を確認できなければ、不審な操作に気づくまで時間がかかる可能性があります。

また、ログは取得するだけでなく、定期的に確認・分析する運用も欠かせません。異常時に通知できる仕組みや、監査時に履歴を確認できる体制を整えることで、不正行為の抑止やインシデント発生時の迅速な対応につながります。

4. OSやソフトを更新し、脆弱性を放置しない

ファイルサーバーを安全に運用するためには、OSやソフトウェアを継続的に更新し、既知の脆弱性を放置しないことが重要です。更新が止まった環境では、公開済みの脆弱性を狙った攻撃を受けやすくなり、不正アクセスやマルウェア感染につながるおそれがあります。

確認すべき対象は、OSだけではありません。ファイル共有ソフトやバックアップソフト、セキュリティ製品、VPN機器なども含め、利用中のシステム全体を定期的に確認する必要があります。特に、サポートが終了した製品は修正プログラムが提供されなくなるため、脆弱性を抱えたまま運用が続くリスクがあります。

また、「業務影響が不安で更新を後回しにする」「担当者しか更新状況を把握していない」といった属人化にも注意が必要です。定期的なアップデート手順や確認体制を整え、必要に応じて検証環境で動作確認を行ったうえで、本番環境へ反映する運用を進めましょう。

5. バックアップを取得し、データ復旧に備える

ファイルサーバーのセキュリティ対策では、攻撃を防ぐだけでなく、被害発生後に復旧できる体制を整えることも重要です。特にランサムウェアに感染すると、ファイルが暗号化され、業務に必要なデータを利用できなくなるおそれがあります。

バックアップは、同じネットワーク内だけで管理しないことが大切です。同一環境に保存していると、感染時にバックアップまで暗号化・削除される可能性があります。クラウドや外部ストレージ、別拠点など、複数箇所に分散する設計が必要です。

また、バックアップは取得するだけでは不十分です。定期的に復元テストを行い、実際に復旧できるか確認しておきましょう。

6. ウイルス・マルウェア対策を検討する

ファイルサーバーは、多くの社員がファイルを保存・共有するため、ウイルスやマルウェアに感染したファイルの拡散経路になり得ます。感染ファイルが共有フォルダに保存されると、別の社員が開いたタイミングで被害が広がる可能性があります。

対策としては、ウイルス対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新の状態に保つことが基本です。加えて、ファイルのアップロード時や保存時に自動スキャンする仕組みを整えれば、感染ファイルが共有領域に広がるリスクを抑えやすくなります。

また、近年は従来型のウイルス対策だけでは防ぎにくい攻撃もあります。不審なファイル操作や短時間での大量暗号化など、通常と異なる挙動を検知できる仕組みもあわせて検討しましょう。

7. 安全なファイル共有の仕組みを整える

ファイルサーバーを安全に運用するためには、利用するツールや共有方法を社内で統一することが重要です。共有ルールが曖昧な環境では、社員が個人向けクラウドストレージや無料ファイル転送サービスを独自に利用する「シャドーIT」が発生しやすくなります。

企業側が把握できない場所でファイル共有が行われると、アクセス管理やログ確認ができず、情報漏洩につながるリスクがあります。そのため、「どのツールを使うのか」「どの方法で共有するのか」を明確に定め、社内で統一することが大切です。

共有方法を一本化することで、ファイルの保存場所や権限管理がしやすくなり、ファイル探しや管理漏れも防ぎやすくなります。操作ログの取得や共有履歴の確認なども組み合わせることで、より安全な運用体制に整えられるでしょう。

以下の記事では、ファイルサーバとクラウドストレージの違いについて、わかりやすく解説しています。

関連記事:ファイルサーバとクラウドストレージの違い:ビジネスに最適な選択肢は?

Fleekdriveは、細かなアクセス権限管理、アップロード時の自動ウイルスチェック、証跡管理、監査オプションによる異常操作の通知など、法人のファイル共有に求められるセキュリティ対策を支援します。詳細は資料ダウンロードや30日間の無料トライアルでご確認ください。

ファイルサーバーのセキュリティ対策にオンラインストレージを活用すべき理由とメリット

ファイルサーバーのセキュリティ対策を強化するうえで、オンラインストレージの活用は効果的な選択肢です。従来のオンプレミス環境(自社内でサーバーを保有・管理する形態)では、サーバー機器の管理やソフトウェア更新、脆弱性対応などをすべて自社で担う必要があり、専門知識と継続的なコストが求められます。

一方、近年のサイバー攻撃は高度化・巧妙化しており、警察庁の資料「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」でも、令和6年のランサムウェア被害報告件数は222件と、高水準で推移しています。

セキュリティ機能が整った法人向けオンラインストレージであれば、専門事業者が継続的に対策を更新する環境を利用できます。そのため、自社での運用負担を抑えながら、安全性を維持しやすくなります。また、複数拠点でのデータ保管やバックアップ体制を備えたサービスであれば、災害や障害時のデータ消失リスクも抑えやすくなります。

さらに、バージョン管理やバックアップ機能を備えたサービスであれば、万が一ランサムウェアの被害を受けた場合でも、感染前の状態へ戻しやすくなります。復旧手段を確保できるため、業務停止の影響を抑えやすい点もメリットです。オンラインストレージのメリットについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

関連記事:オンラインデータストレージとは?利点や選択するポイントをまるっと解説!

ファイルサーバーのセキュリティ対策にオンラインストレージを活用する際の注意点

オンラインストレージは、ファイルサーバーのセキュリティ対策を強化する有効な選択肢です。ただし、導入するだけで安全になるわけではありません。共有範囲やアクセス権限の設定を誤ると、機密情報が意図せず外部に公開されたり、退職者が不要なデータへアクセスできる状態が残ったりするおそれがあります。

また、社員が個人向けクラウドサービスを業務利用すると、管理者が利用状況や共有先を把握できず、情報漏洩時の調査も難しくなります。オンラインストレージを活用する際は、利用できるサービスや共有方法を社内で統一し、権限管理・ログ確認・退職者や異動者の権限削除まで運用に落とし込むことが重要です。

サービス選定時は、セキュリティ認証、データの保管場所、障害時の対応体制も確認しましょう。オンラインストレージを検討している方は、以下の選び方の記事も合わせてご覧ください。

関連記事:法人向けオンラインストレージの選び方|比較表の注意点

Fleekdriveを使ってセキュリティを向上させた3つの事例

Fleekdriveを活用し、ファイル共有や社内データ管理のセキュリティ向上につなげた3つの事例を紹介します。

  1. PDFセキュリティ機能で安全にデータを配信|株式会社BlueMeme
  2. 金融サービスが求める高セキュリティ環境を実現|住信SBIネット銀行株式会社
  3. 既存CRMとの連携でデータ管理をスムーズに|株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング

Fleekdriveは、約1,000社・30万ユーザー以上に導入されている法人向けオンラインストレージです。以下では具体的な活用事例を紹介します。導入の詳細を先に確認したい場合は、資料のダウンロードまたは30日間の無料トライアルをご利用いただけます。

1. PDFセキュリティ機能で安全にデータを配信|株式会社BlueMeme

株式会社BlueMemeでは、提案書や見積書の送付方法が社員ごとに異なり、メール添付や無料ツールなど複数の手段が混在していたことで、セキュリティレベルにばらつきがあることが課題でした。そこでFleekdriveを導入し、ファイル共有の方法を統一しました。配信・ダウンロード機能により安全な受け渡しを実現するとともに、PDFセキュリティ機能で送付後の編集制限を可能にしています。

さらに、共有期限の設定や、誤送信時に共有を解除して正しいデータへ差し替える運用にも対応できるようになり、セキュリティの均一化と管理性の向上を実現しています。

導入事例:株式会社BlueMeme

2. 金融サービスが求める高セキュリティ環境を実現|住信SBIネット銀行株式会社

住信SBIネット銀行では、各部署が個別にファイル共有サービスを利用していたため、社内統制が取れずセキュリティ管理が不十分な状態でした。

Fleekdrive導入後は、社外とのファイル授受の一元化に成功しています。承認ワークフローにより上長確認を必須とすることで誤送信を防止し、アクセス権限やIP制限、暗号化などの機能を組み合わせてセキュリティを強化しました。さらにID管理を一括運用することで統制と効率を両立し、安全なファイル共有基盤を構築しています。

導入事例:住信SBIネット銀行株式会社

3. 既存CRMとの連携でデータ管理をスムーズに|株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング

株式会社アイ・エス・エス・コンサルティングでは、10万件を超える求職者の個人情報を扱う中で、安全かつ効率的に管理できる体制の構築が求められていました。

そこでFleekdriveとSalesforceを連携し、顧客データと関連ファイルを紐づけて一元管理できる仕組みを構築、必要な情報に同一画面からアクセスできる環境を整えました。

さらに、Fleekdriveではユーザーごとの権限設定やファイル配信機能を活用し、機密情報の安全な管理と外部共有を両立しています。加えて、他社認証サービスも組み合わせ、承認済みデバイスからのみアクセスできる環境を整えています。

導入事例:株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング

ファイルサーバーのセキュリティに関するよくある質問

オンラインストレージとの違いや、バックアップの取り方など、ファイルサーバーのセキュリティに関するよくある質問は、次の通りです。

  • ファイルサーバーとオンラインストレージはどちらが安全?
  • ファイルサーバーのセキュリティ対策は何から始めるべき?
  • ランサムウェア対策としてバックアップはどのように取るべき?

ファイルサーバーとオンラインストレージはどちらが安全?

ファイルサーバーとオンラインストレージのどちらが安全かは、機能だけでなく運用体制によって変わります。自社でOSやソフトウェアの更新、権限見直し、ログ監視を継続できる体制があれば、ファイルサーバーでも安全性を高められます。

一方で、継続的な管理に不安がある場合は、セキュリティ機能が整った法人向けオンラインストレージの方が、安全性を維持しやすいでしょう。ただし、共有設定や権限管理を誤ると情報漏洩につながるため、導入後の運用ルール整備も重要です。

ファイルサーバー・NAS・クラウドストレージの違いや、導入時の比較ポイントを詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ファイルサーバ vs NAS vs クラウドストレージ:企業が選ぶべき最適なデータ管理方法とは?

ファイルサーバーのセキュリティ対策は何から始めるべき?

ファイルサーバーのセキュリティ対策は、まずID管理やアクセス権限、更新状況など、基本設定と運用の見直しから始めましょう。誰がどのフォルダへアクセスできるのか、不要なアカウントが残っていないか、OSやソフトウェアの更新が止まっていないかを確認することが重要です。

特に、全社員が閲覧できる共有フォルダや、使われていないアカウントは、情報漏洩や不正アクセスの原因になりやすいため注意が必要です。まずは不要な権限を整理し、業務に必要な範囲だけアクセスできる状態に整えましょう。そのうえで、多要素認証の導入、ウイルス対策ソフトの更新、操作ログの監視、バックアップ体制の整備などへ広げていくことが大切です。

ランサムウェア対策としてバックアップはどのように取るべき?

ランサムウェア対策では、感染を防ぐ取り組みに加えて、万が一被害を受けた後に復旧できるバックアップ体制を整えることが重要です。ファイルが暗号化されても、感染前の状態へ戻せれば、業務停止の影響を抑えやすくなります。

バックアップは、3-2-1ルールを意識して設計しましょう。これは、データを3つ保管し、2種類の媒体に分け、1つはオフサイトに保存する考え方です。同じネットワーク内だけに保存していると、感染時にバックアップまで暗号化・削除される可能性があります。

そのため、クラウドや外部ストレージ、別拠点などへ分散して保管し、一部はネットワークから切り離した状態で管理することが重要です。また、定期的に復元テストを行い、実際にデータを戻せるかまで確認しておきましょう。

ファイルサーバーはセキュリティ対策してリスク管理しましょう

ファイルサーバーのセキュリティ対策は、不正アクセス・ランサムウェア・内部不正の3つに特に注意して進めましょう。具体的には、多要素認証の導入・アクセス権限の最適化・操作ログの監視・バックアップ体制の整備など、基本的な対策を組み合わせることでリスクを軽減できます。

一方で、オンプレミス環境ではこれらを継続的に運用する負担が大きく、対策の抜け漏れが発生しやすいでしょう。そのため、セキュリティ機能が充実したオンラインストレージの活用も有効な対策です。

オンラインストレージを検討している場合は、どのような機能でリスクをカバーできるのかを具体的に確認し、自社の管理体制に適したシステムを導入しましょう。

Fleekdriveは、約1,000社・30万ユーザー以上に導入されている法人向けオンラインストレージです。ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度、CSPAクラウドサービス認定、ISO/IEC 27001・27017を取得しており、セキュリティを重視する企業でも活用しやすいサービスです。ファイルサーバーのセキュリティ強化やクラウド移行を検討している場合は、まず資料をダウンロードして詳細をご確認いただくか、30日間の無料トライアルで実際の使用感をお試しください。