2022年3月26日にFleekdriveのバージョンアップを行い、脱PPAPに対応した新機能をリリースいたしました。
昨今セキュリティの問題からPPAPをやめようという声が上がっています。それに伴いお客様から脱PPAPに対応したいとの要望を受け、今回の機能改善を行いました。
※PPAPとは・・・パスワード付きzipファイルをメールに添付して送信したあとに別のメールでパスワードを送る手法のこと。詳しくはこちらのブログをご覧ください
Fleekdriveの脱PPAP対策
今回のアップデートにより、Fleekdriveのアカウントを持たない方への共有方法「ファイル配信、公開スペース、共有リンク」の3つの機能でパスワードを送信先に送らず、「パスワードメールを自分へ送る」という形で送信元に送ることができるようになりました。
パスワードzip運用では、ファイルとPW通知が同一経路のため 攻撃者はメールを盗聴するだけでパスワードも取得できてしまうという懸念がありますが、 Fleekdriveでは上記図のような仕様となり、セキュアにデータを授受することが可能となりました。
企業の情報資産を守るために
近年、PPAPが一因で「Emotet(エモテット)」と呼ばれるマルウェアの感染が拡大しています。Emotetの基本的な攻撃手法は、マルウェアが仕込まれた添付ファイルをメールで送信し、受信者に添付ファイルを開かせてウイルスに感染させるというものです。
PCにウイルス対策ソフトを入れていても、添付ファイルが暗号化されている状態ではマルウェアの検知ができないためウイルスチェックをすり抜けてしまいます。そのためPPAPを使い続けることは企業にとって非常にリスクが高く、一刻も早い対策が求められています。
Fleekdriveはファイルを手軽に共有できるという利便性と、情報漏えいを防ぐセキュリティの双方を実現できるオンラインストレージです。PPAPに替わるファイル共有方法をお探しの方はご検討ください。