クラウドストレージに欠かせないのが「セキュリティ対策」です。クラウドストレージは、ネット上に設置されるストレージであるがゆえに、常に外部攻撃の危険性に晒されています。そのため、クラウドストレージを利用する際には、セキュリティ対策が充実しているものを選ぶ必要があるのです。数多くの充実したセキュリティ対策を実装しているのが、企業向けオンラインストレージのFleekdriveです。Fleekdriveなら、万全なセキュリティ対策のもとでリスクを最小限に抑えながら業務効率化を実現できます。本記事では、クラウドストレージにおけるセキュリティ対策の重要性と、Fleekdriveの特徴について解説します。
データセキュリティとは?
データセキュリティとは、文書・動画・音声などの各種データに対する不正アクセスを防ぐための対策のことを指します。企業が持つデータの一例は次の通りです。
- 個人情報
- 機密情報
- 知的財産
- 財務情報 など
上記のデータは、いずれも外部に漏洩すると事業経営に甚大なダメージが発生します。それゆえに、データを脅威から守るためのデータセキュリティが重要なのです。
クラウドストレージのデータに起こりうるセキュリティリスク
クラウドストレージを用いたデータ管理で起こりうる、セキュリティに関するリスクは以下の通りです。
- 不正アクセスによる情報漏洩
- 関係者によるケアレスミス
- ユーザ情報の不正な持ち出しによる情報漏洩
不正アクセスによる情報漏洩
クラウドストレージを利用する上で、不正アクセスによる情報漏洩は最も対策が必要な脅威といっても過言ではありません。クラウドストレージの特性上、常に外部からの攻撃に晒されるため、それを防ぐための強固なセキュリティ対策は欠かせません。不正アクセスの代表例は以下の通りです。
不正アクセスの種類 | 概要 |
バッファオーバーフロー攻撃 | バッファ部分に大量のデータを送信し、不具合を発生させて情報を盗む隙を作る |
OSコマンドインジェクション | 入力フォームにOSコマンドを混入させ、不正な操作を行う |
総当たり攻撃 | パスワードで考えられる全ての文字列を試行し、不正ログインを達成する |
パスワードリスト攻撃 | 盗んだID・パスワードリストをもとに不正ログインを達成する |
不正アクセスはさまざまな角度から実行されるものであるため、多角的なセキュリティ対策が大切といえます。
社内関係者によるケアレスミス
情報漏洩は、社内関係者によるケアレスミスでも発生します。ケアレスミスの例は以下の通りです。
- 機密情報が含まれるファイルの送信先を誤った
- 個人情報が入ったUSBを紛失した
- アクセス制限の設定を間違えてしまい、誰でもアクセスできる状態にしてしまった など
ケアレスミスとはいえ、例えば個人情報では一つのミスで、場合によっては数万、数十万件が流出することもあり得ます。クラウドストレージにアクセスするユーザのヒューマンエラーも、適切に対策する必要性は高いといえます。
ユーザ情報の不正な持ち出しによる情報漏洩
クラウドストレージにアクセスできる社員が、故意にユーザ情報を持ち出して漏洩してしまうケースもあります。社員が不正に情報を持ち出す理由には、以下のようなものがあります。
- 競合他社へのリーク
- 金銭目的で悪質な組織・個人に情報を売る
- 自社に不満・不平を抱いている など
まず大切なのは、上記のような不正な持ち出しを限りなく抑制する環境の構築や、情報管理の徹底です。また万が一、不正な持ち出しが発生してしまった場合の初動対応・応急処置などをまとめた危機管理マニュアルを事前に整備しておく必要もあるでしょう。
強固なセキュリティを完備した企業向けクラウドストレージ「Fleekdrive」
企業向けオンラインストレージの「Fleekdrive」では、数多くの充実したセキュリティ対策を完備しています。ここでは、その機能について解説します。
ファイルのアップロード時に自動でウイルスチェック
ファイルをアップロードするたびに、そのファイルに対して自動でウイルスチェックを実行します。ほかのユーザへの意図しないウイルス拡散のリスクを未然に防止できます。
全てのファイルを暗号化して保管
Fleekdriveにアップロードしたファイルは、全て暗号化を施し保管します。そのため、ファイルが漏洩したとしても中身を参照できないため安全性が高くなります。
アクセス元のIPアドレスを制限可能
FleekdriveにアクセスできるIPをあらかじめ指定し、指定外のIPは一切アクセスできないように制限できます。ホテルのフリーWi-Fi・海外からのアクセスなどを一律制限でき、さらにフォルダごとにもアクセス元を制限可能です。
PDFのコピーや印刷制限で情報漏洩を防止
PDFファイルをダウンロードする際に、ダウンロードしたユーザが暗号化・印刷することを禁止できます。管理者が感知できない不正利用を最大限抑止可能です。
PDFの不正な持ち出し管理と持出経路の追跡可能
ダウンロードされたPDFファイルに、「日時・ユーザID・テキスト」などの透かし文字を自動で入れられます。参照元がどこなのかを明確にしておくことで、持出制限・経路の追跡が可能です。
社内常駐パートナーのクラウド利用を制限
Fleekdriveでは、サブドメインでの運用も可能です。社内の常駐パートナーにアクセス権限を付与したい場合、常駐パートナーが使用しているサブドメインからのアクセスのみに制限できます。サブドメインのみアクセス可能とすることで、常駐パートナーが所属する企業へファイルをアップロードされるのを防げます。
IDやパスワードの一元管理
連携するサービスの認証情報を利用して、追加の認証なしでFleekdriveにログインすることができます。複数のID・パスワードを管理する必要がなく、その分管理する手間・漏洩するリスクを削減できます。
24時間体制で不穏なアクションを監査
Fleekdriveでは、24時間体制でストレージ内に不穏な挙動があれば自動通知できる「監査オプション」を追加できます。自動通知の対象とできる例は以下の通りです。
- 協力会社のユーザが業務時間外にアクセスした
- 深夜に大量のダウンロードが行われた など
監査オプションにより、不穏な挙動をリアルタイムに確認できるため、万が一の対応も素早く実施できます。
クラウドストレージを利用する際には、強固なセキュリティ対策が重要です。「Fleekdrive」は、多角的なセキュリティ対策を施しており、安全に利用できるクラウドストレージサービスです。本記事では、データセキュリティの重要性とFleekdriveの特徴について解説しました。Fleekdriveのセキュリティ対策の詳細導入事例については、ぜひ資料をダウンロードしてご確認ください。