Dreamforce2017参加レポートをお届け!

今年も11月6日から9日までの4日間、Salesforce.comが主催するイベント「Dreamforce 2017」がサンフランシスコにて開催されました。

このDreamforceは登録者数17万人と世界最大のソフトウェアカンファレンスであり、2,700を超えるセッションや、400社が出展するCustomer Success EXPOなど、まさに技術業界の情報の宝庫。日本からは600名もの方々が参加され、SNS等でほぼリアルタイムに情報が発信されていました。

カスタマイズが簡単に!「myシリーズ」の発表

初日には同社創業者兼CEOのマーク・ベニオフ氏の基調講演が行われ、myTrailhead、myEinstein、myLightning、mySalesforce、myIoTなど、ユーザがプログラミングをすることなく、カスタマイズができるようになる「myシリーズ」の発表や、Googleとの連携が発表されました。

昨今のマーケティング業界では、一人ひとりのニーズに合わせて個別にマーケティング活動を行う”One to Oneマーケティング”が注目されていますが、この「myシリーズ」では従業員も含め、個々のユーザに向けてカスタマイズされたアプリケーションやコンテンツを提供できるようになります。
さまざまなデータから分析された結果を、パーソナライズされた顧客体験や営業活動に活かすには、AIの力は大いに役立つでしょう。

加えてどのキーノートでも今年のテーマとも言える「第4次産業革命」について語られていました。
基調講演はライブ配信されていたので、ネットで視聴された方もいらっしゃったのではないでしょうか。

Salesforceを利用したマーケティングのこれからとは?

今回は新しい何かの発表というよりも、2016年に発表されたSalesforceのAI技術「Einstein」を始めとするここ数年のなかで発表されてきたことが、いよいよ具体化してリリースされてくるといった印象を受けました。
今後はCRM(顧客関係管理)、SFA(営業支援)、マーケティング、顧客サポートに至るまでさまざまな分野でEinsteinの恩恵が受けられるようになり、最先端のITツールを営業活動に活かせるかどうかは企業にとって大きな「差」になっていくことでしょう。

おわりにDreamforce2017に関する情報をまとめておりますので、ぜひ参考になさってください。

この他にもDreamforceに関するブログや記事など各所で見ることができると思いますので、是非ご参考になさってください。もしかすると、Dreamforceに参加するより効率的に情報が集まるかもしれません。

しかし、現地の雰囲気は現地でしか味わえず、参加すれば必ず何かインスパイアされると思いますので今年参加されていない方は是非来年のDreamforceに参加されてはいかがでしょうか。

おまけ

Dreamforce2017で配布されたSalesforceのロゴ入りバッグ。毎年配られますので来年はぜひゲットしましょう!