無料なのに大容量のメールボックス、しかもデバイスを問わず使えるGmail。GoogleDriveやグーグルカレンダーなど、その他グーグル開発のサービスとの相性も良好です。その使い勝手の良さからプライベートだけでなく、仕事用のメールとしてGmailを使用している個人や法人も多いのではないのでしょうか。

そこで、Gmailをより上手に使いこなすために、データ容量関係の話題に絞ってGmailの特徴を解説します。メールの添付ファイルやメールボックス整理に困っている人は必見です。

ビジネス面でのGmailの普及率はどのくらい?

仕事上で実際にGmailを活用している人はどれくらいいるのでしょうか。全国の男女を対象にアンケート調査を行いました。

【質問】
仕事でGmailは使っていますか?

【回答結果】
使っている:47
使っていない:53

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【職業】パート・アルバイト 個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
調査期間:2017年07月06日~2017年07月13日
有効回答数:100サンプル

ほぼ半数の人がGmailを仕事関係で使っている!

調査の結果、回答者全体のほぼ半数近くの人が仕事関係でGmailを使用していることがわかりました。

  • 自分の本当のメールアドレスを知られたくないので、仕事用にアドレスを作っています。(35歳/女性/パート・アルバイト)
  • 仕事でも欠かす事が出来ないほどに多用しています。(59歳/男性/公務員)

プライベートときっちり分けるためにアカウントを作った、よく使うといった意見が寄せられています。それでは残りの半分、仕事でGmailを使っていないという人の声も紹介しましょう。

  • 自社独自のメールを使用しているのでGmailは使っていません。(33歳/女性/正社員)
  • プロバイダメールがメインです(38歳/男性/パート・アルバイト)

これらの人々は、プロバイダメールや自社システムがあることなどから、あえてGmailを使う必要がない環境にあるようですね。今回の調査からはプロバイダメールや自社システムという選択肢もあるなか、メールサービスとしてGmailが高い支持率を誇っていることがうかがえます。フリーメールのなかでもビジネスシーンに欠かせない存在と言えそうです。

Gmailのメールで受け取れる添付ファイルの容量はいくつ?

Gmailをビジネスメールとして使う上で知っておきたいのがメールの送受信サイズです。仕事関係のファイルをやりとりするのにメールの添付ファイルを使っている人は少なくないはずです。しかし、Gmailに限らずメールには1回に受信できるデータサイズに上限があります。それを超えるような容量のメールが来てしまうと、メールボックスで受け取ることができません。そのため、取引先などとのあいだで円滑にデータをやりとりするためには添付ファイルのデータサイズが重要になってきます。

では、Gmailを使っている人はどれくらい大きな添付ファイルまで受信が可能なのでしょうか。Gmailの場合、2017年3月から50MBまでなら受信できるようなシステムになっています。それ以前は25MBが上限だったので倍に増えた計算です。ただし、これはあくまで受信できる添付ファイルのサイズです。送信できる添付ファイル容量はこれまで通り25MBまでのままとなっています。それ以上のファイルを添付しようとすると警告が表示されてしまい、送信はできません。そのため、25MBよりデータ容量が大きいファイルを相手に送りたいときは何らかの工夫が必要になります。

添付ファイルの上限を超えてしまう… 適切な対策方法は?

Gmailからは25MBを超えるメールの送信はできません。大容量ファイルを簡単に相手と共有する方法としては、ファイルの圧縮およびファイル転送サービスなどの外部サービスの利用が考えられます。しかし、Gmailユーザーの場合、外部サービスを使う必要まではないかもしれません。Gmailは同一のGoogleアカウントでクラウドストレージサービスであるGoogleDriveを利用できます。GoogleDriveを使用してファイルへのリンクをGmailに挿入すると最大で15GB、有料プランの場合は1TBまでのデータを送信できます。しかも、送信側はGoogleDriveを使う必要があるものの、受信側ではGoogleアカウントは必須ではありません。

送信前にファイルの共有設定で「リンクを知っている全員が使用できる」という設定にしておけば、ファイルへのリンクから自由にデータの閲覧・ダウンロードができます。送信相手がGoogleアカウントを持っている場合は、メールの送信先だけにデータの閲覧権限を制限することができます。

Gmailの空き容量が少なくなってきた… 容量を空けるための対処法

Gmailではメールの添付ファイルを単純にやり取りする場合でも50MBまでのデータなら普通に受信できます。何も考えずに、ある程度の大きさのファイルを送受信できるため便利といえば便利なのですが、これはこれで心配になる点も。それはGmailのメールボックス容量の問題です。

15GBという大容量のメールボックスを持つGmailですが、データ容量の大きいファイルを頻繁にやり取りする人や、メールの受信量が多い人ではメールボックスの容量がすぐに圧迫されてしまうおそれがあります。メールボックスの容量が足りなくなると、メールの受信ができなくなってしまいます。容量が足りなくなってきたと思ったら早めの対策が必須です。

定期的にメールボックスの整理を行い、常に残り容量に余裕のある状態にしておきましょう。1年以上前などの古いメールやデータサイズの大きなメールは優先的に削除するのがいいでしょう。さらに、Gmailのメールボックス容量の15GBはGoogleDriveの空き容量と共通です。GoogleDrive上の不要なファイルも削除しましょう。それでも容量が足りないなら追加容量の購入を検討するという方法もあります。ちなみに料金は月払いもしくは年払いとなっています。

Gmailのビジネスメールを使いこなそう!

Gmailはフリーメールのなかでもビジネスシーンでの人気が高く、使っている人も多いサービスです。GoogleDriveとの連携により大容量ファイルも楽に扱えるというメリットもあります。また、普通にやり取りできるデータサイズが受信50MB、送信25MBと大きめなのも魅力です。メールボックス容量を考えた使い方やGoogleDriveの活用ができればビジネスシーンで大いに活躍してくれるはずです。

セキュリティを考えるなら有償のオンラインストレージ!

無料で使い勝手の良いGmailですが、セキュリティ面では不安があるとの声も多く聞こえてきます。実際、2014年に約500万人分のGmailのアドレスとパスワードが漏えいしたとのニュースが流れたり、2020年にもGoogleにサーバーがダウンし、GmailやGoogleDriveが一時使えなくなるといった事もありました。

Googleはユーザにとってとても使いやすいサービスではありますが、セキュリティや容量に不安を覚える方は、有償のオンラインストレージを検討するのもよいでしょう。動画などの大容量データを簡単に送受信出来たり、バックアップとしても利用できたりなど、有償でしか得られないサービスが多く存在します。当社のFleekdriveもその内の1つです。無料トライアルも利用できますので、ぜひ使ってみてください。

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