クライアントが抱えている具体的な課題

あるコンサルティング会社では、社内にサーバルームを持ち、情報システム部門のメンバーによってファイルサーバを運用していた。

プレゼン資料や報告書などのボリュームは大きく、財産として残し続けているため、定期的にストレージの追加作業が必要になっている。ある程度余裕を持ってストレージを追加しているものの、ハードウェアの見積もりを取ってから追加作業を行えるまで、早くても1週間はかかってしまう。

しかも、このほどサーバの交換部品が保守期限切れで入手できなくなることが判明し、新たなファイルサーバ構築に着手しようと検討を重ねていたが、ハードウェアの設計には、専門知識と時間がかかるため、思うように進んでいなかった。設計が終わってすぐ発注したとしても、1ヵ月ほどかかりそうだ。

さまざまなシステムのメンテナンスも集中していることから、残業だけでは間に合わず休日出勤が続きそうな見込みである。

この際、クラウドストレージの導入も検討しようとしているが、サービスが止まることなく稼働するか懸念していた。

Fleekdriveの導入が課題解決につながる理由

法人向けクラウドストレージサービスのFleekdriveは、もし契約している全体のストレージ容量がいっぱいになっても、連絡すれば、柔軟に増量できるスピード対応体制を敷いている。1ファイルあたりの容量に制限がなく大量のデータを扱う企業に向いているが、さらに容量無制限のプランも用意されているのがFleekdriveの特徴だ。

また、耐障害性と高可用性で実績のあるAmazon Web Services(AWS)を利用したサービスなので、オンプレミス(自社運用)のファイルサーバよりもむしろ安定稼働しており、ハードウェアが故障して業務が停止するリスクは低い。

なお、移行後にユーザーがすぐに使えるかが気になる点だが、FleekdriveのユーザーインターフェースはWindowsライクな操作性であり、違和感なく利用できるようになっている。

Fleekdrive導入による改善点

このコンサルティング会社では、オンプレミスで運用していたファイルサーバをやめて、Fleekdriveへと移行した。

ユーザーからは操作性や機能面で特に不満は出ていない。むしろ、ディスク容量をすぐに追加できているため、容量不足によるトラブルもなく好評だ。ハードウェアの調達が不要になり、故障の心配もなくなり、心と時間の余裕ができたことで、攻めの経営を支えるデータ分析基盤の構築など、情報システム部門が本来取り組むべき課題に向き合うことができるようになった。

まとめ

  • サーバのメンテナンスにコストがかかり、情報システム部門も疲弊していた。
  • Fleekdriveは、メンテナンスフリーで運用でき、容量の拡張も柔軟。
  • Fleekdriveの導入によりメンテナンスにかかるコスト削減。
  • 情報システム部門のリソース有効活用化。