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種類が多くてよくわからない… ストレージとは?その疑問に答えます

石部 智則 石部 智則
2017-06-27 | ストレージ容量

貯蔵、保管といった意味を持つ単語であるストレージは、転じてパソコンやモバイル端末などにおけるデータの保管場所(補助記憶装置)のことをも指すようになりました。ストレージは、もう1つの記憶媒体であるメモリより処理速度が遅い代わり、メモリの数十倍から数千倍の容量を持ちます。

HDDやSSD、USBメモリ、光学ディスク、磁気テープなどはすべてこのストレージにあたります。また、ストレージには内部ストレージと外部ストレージがあります

進化が目覚ましいオンラインストレージ

オンラインストレージとは、インターネット上にあるデータ保管庫のことを指します。

オンラインストレージではサービス事業者からディスクスペースを借り、インターネット経由でそこにデータを保存することができます。インターネットさえつながっていれば、どこからでもオンラインストレージ上のデータにアクセスできるのが特徴です。

このような特徴を持つオンラインストレージには、主に次のようなメリットがあります。

・セキュリティ対策や機器の管理を自分で行う必要がない
自分でセキュリティ対策をしたり、機器のメンテナンスをしたりする必要がないのでデータ管理の手間が省けます。

・パソコンやデバイスが壊れてもデータが失われない
オンライン上にデータが保管されているため、パソコンやデバイスが壊れたり、盗難被害に遭ったりしても、データが失われる心配がありません。

・データの共有や受け渡しが簡単
複数人で同じデータを共有する、あるいは大容量のファイルを受け渡しするといった作業が簡単にできます。

その一方で、インターネット環境がないとデータを使えない、業者のセキュリティ対策が甘いと情報漏えいなどのサイバー攻撃に遭う可能性があるなどのデメリットもあります。

ストレージ容量はパソコンとスマートフォンでどう違う?

パソコンやスマートフォンに、データを保存するためには、それぞれの機器に内蔵されたストレージを使うことになります。ストレージの容量が大きければ大きいほどたくさんのデータを保存することができます。

・パソコンのストレージ
パソコンの内蔵ストレージのうち、Windowsのシステムデータが保存されているHDDやSDDをCドライブといいます。Cドライブの容量が足りなくなると、パソコンが重くなったり、動作が不安定になったりするので、データを保存するならCドライブではなくDドライブを使いましょう。容量については、写真や文書データなどを保存するなら128GBでも十分足ります。テレビの録画に使っている人や動画をたくさん保存したい人は、1TBないと厳しいこともあります。

・スマートフォンのストレージ
スマートフォンのストレージのことをROMと呼びます。大量の写真や動画を保存する、あるいはアプリをたくさん使うという人はROMの容量が大きいスマホを選ぶとよいでしょう。iPhoneの場合は本体を買うときにストレージ容量を選ぶことになります。Androidの場合は、外部ストレージのmicroSDカードを使用して容量を増やすことが可能です。

ストレージとメインメモリはどっちが重要?

パソコンやスマホの中にある記憶媒体は、ストレージとメインメモリの2つ。ともに製品のスペックを左右する重要な要素ではありますが、予算の都合から両方を追求するのが難しいこともありますよね。そこで、ユーザーの皆さんにアンケート調査を実施、ストレージとメインメモリどちらを重視して製品を選んでいるのか尋ねてみました。

【質問】
パソコンやスマートフォンを購入する時、ストレージ容量とメインメモリの容量、どちらを重視しますか?

【回答結果】
ストレージ容量:56
メインメモリ容量:131

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年03月10日~2017年03月16日
有効回答数:187サンプル

メインメモリ派多し!

調査の結果、メインメモリ派のユーザーが多いことがわかりました。一方、ストレージ容量を重視する人も全体の4分の1以上を占める結果に。まずはストレージ派のみなさんの声を紹介します。

・すぐにファイルをためてしまう方なので、ストレージにある程度余裕がある方が安心です。(30代/女性)
・様々なアプリを多くインストールして使用しているため。(20代/男性)

使っているアプリケーションが多い、データをたくさん保存する、といったユーザーの方にとっては、ストレージ容量は死活問題のようです。容量が少ないとデータをこまめに整理しなくてはならないので大変です。では、今度は多数派のメインメモリ派の意見を紹介しましょう。

・メインメモリのほうが増設しにくいので。(30代/男性)
・メインメモリの容量は処理速度に直結します。アプリケーションを起動して快適に動かすには、欠かせない要素だと思います。(30代/女性)

処理速度に影響すること、増設しづらいことから、とりあえずメインメモリを重視して製品を購入するというユーザーが多い模様です。確かにストレージ容量は、クラウドストレージや外付けHDDなどの利用である程度カバーできますが、メモリの増設は難しいですよね。

今回の調査から、ストレージとメインメモリに対する考え方については、ユーザーの価値観によって差があることがわかりました。

同じ記憶媒体でも役割が違う!メインメモリとは?

コンピューターを構成している記憶媒体には、HDDやSSDといった内蔵ストレージのほかに、メインメモリといわれるものがあります。メインメモリは、CPUが処理するためのデータを一時的に保管しておく記憶装置です。データの呼び出しに時間のかかるストレージとは違い、CPUが直接アクセスできるため、HDDなどに比べて処理速度が速いのが特徴です。しかし電源を切るとデータが失われるため、データの長期的な保存には、内蔵ストレージや外付けHDDなどの補助記憶装置を使用します。またストレージとは違って、増設できる容量には制限があります。

メインメモリの仕事はデータを長期的に保存することではなく、コンピューターの頭脳であるCPUと、データの保管場所である補助記憶装置(内蔵ストレージやUSBメモリなど)の間で、データの受け渡しを行うことにあります。補助記憶装置が本棚だとしたら、メインメモリは作業机に例えられます。メインメモリの容量が大きければ大きいほどCPUの処理速度が速くなります。最大容量はOSや機器によって幅がありますが、2~128GB程度です。たとえばノートパソコンであれば、4~16GBが主流となっています。

まとめ

パソコンやモバイル端末を構成している記憶媒体には、内蔵ストレージとメインメモリがあります。長期的なデータ保存に使用するのが内蔵ストレージ、CPUが使用するためのデータを一時的に補間しておくのがメインメモリです。内蔵ストレージはデータの保存可能な量に、メインメモリはCPUの処理速度に関係します。そのうち、内蔵ストレージについてはオンラインストレージなどでもカバーすることが可能です。

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