クラウドストレージをビジネスの現場で使用する際は、安全性の高いサービスを選ぶことが大切です。セキュリティリスク対策の機能が備わったクラウドストレージなら、情報流出などのトラブルを防止できます。この記事では、クラウドストレージのセキュリティリスクと安全なストレージの選び方について解説します。クラウドストレージの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
クラウドストレージのセキュリティリスク
クラウドストレージの利用時に注意するべきセキュリティリスクとして、次のような事が挙げられます。
データ漏洩の危険性
クラウドストレージの中には、URLを発行し、アクセスしたユーザにファイルを共有する機能が備わっているものがあります。ファイル共有機能を利用する際は、送信先メールアドレスの入力ミスなどでデータが漏洩してしまうリスクに注意が必要です。
不正アクセスやハッキングのリスク
クラウドストレージのアカウントIDやパスワードが流出すると、自分以外のユーザから不正アクセスされるリスクがあります。また、クラウドストレージが運営されているサーバへのハッキングによるデータの削除・改ざんなどもセキュリティリスクのひとつです。
安全なクラウドストレージの選び方
安全性の高いクラウドストレージを選ぶには、次のようなポイントに注意する必要があります。
アクセス権限設定ができるクラウドストレージを選ぶ
アクセス権限を設定できるクラウドストレージなら、データ漏洩のリスクを抑えることが可能です。誤った相手にファイル共有URLを伝えてしまった場合であっても、アカウントに紐づいた権限がなければファイルを閲覧できないため安全です。
ファイルの暗号化ができるクラウドストレージを選ぶ
ファイルの暗号化とは、クラウドストレージ上で管理するデータを不正に読み取れないようにする技術です。暗号化ができるクラウドストレージなら、サーバがハッキングされたとしても、第三者がデータの内容を知ることはできません。暗号化は自動的に行われるため、クラウドストレージのユーザは特に手間をかけずにファイルの管理や編集ができます。
自動バックアップが可能なクラウドストレージを選ぶ
データが自動的にバックアップされるクラウドストレージを選ぶと、アカウントへの不正アクセスによる改ざんやファイルの削除に備えられます。また、誤って削除してしまったファイルも復元できるため、操作ミスなどのトラブルにも対処することが可能です。ただし、バックアップ機能で遡れる期間や復旧できるデータの範囲はサービスによって異なります。
クラウドセキュリティの国際認証規格を取得したストレージを選ぶ
クラウドストレージの安全性を保証するものとして、国際認証規格が挙げられます。 代表的な認証規格として、国際標準化機構が規定する「ISO/IEC 27017」があります。この認証を取得するためには、前提として情報セキュリティマネジメントシステムに関する認証である「ISO/IEC 27001」が必要です。情報資産を安全に活用するための体制と、クラウドサービスならではのセキュリティ対策の実施が認められた企業のみ認証を取得できます。「ISO/IEC 27017」を取得したストレージを選ぶことで、セキュリティリスクを抑えられます。
安全性の高いクラウドストレージなら「Fleekdrive」
Fleekdriveは高度なセキュリティ機能を複数備えた企業向けクラウドストレージです。ファイルのアップロード時に毎回自動でウイルスチェックが行われるため、コンピュータウイルスの拡散を予防できます。また、全てのファイルが暗号化して保管されることも、Fleekdriveのセキュリティ機能のひとつです。IPアドレス制限の機能を用いると、あらかじめ設定したIPアドレス以外からのアクセスをブロックできます。海外などからの不正アクセスを防ぎ、安全にデータを管理することが可能です。
FleekdriveはPDFファイルに関するセキュリティ機能も充実しています。ダウンロード時にコピー・印刷制限を設定したPDFファイルは、コピー＆ペーストや印刷などができません。また、ダウンロード日時やユーザIDなどの透かし文字を含め、PDFの持ち出しを管理できます。機密性の高いPDFデータを管理する場合、Fleekdriveがおすすめです。さらに、クラウドサービス事業者としての情報セキュリティ管理策や厳格な管理体制が認められ、2022年には「ISO/IEC 27017」の認証を取得しています。
旧来のファイル共有方法と比較して比較的安全性の高いクラウドストレージにも、データ漏洩や不正アクセス、ハッキングなどのリスクはあります。より安全なクラウドストレージを選ぶために、上記の内容をぜひ参考にしてください。 企業向けクラウドストレージのFleekdriveには、アクセス権限設定や暗号化、バックアップ機能をはじめさまざまなセキュリティ対策機能が備わっています。安全性の高いクラウドストレージをお探しの方は、Fleekdriveの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
