ビジネス向けオンラインストレージの課金モデルには、大きく分けて「買い切り型」と「サブスク型」の2つがあります。今回の記事では、2つの課金モデルの違いについて解説します。メリット・デメリットも紹介しますので、ビジネスの成長と効率化をサポートするオンラインストレージの導入を検討する担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
オンラインストレージの選択肢
オンラインストレージの課金モデルには、次の2つのタイプがあります。
買い切り型
買い切り型の課金モデルは、オンラインストレージの使用権を一定の期間や無期限で「購入」する形式です。定期的な料金の発生がなく、継続的な契約更新の必要がありません。
サブスク型
サブスクリプション（サブスク）型の課金モデルは、月額または年額での定額制を取る形式です。一定の期間ごとに使用料を支払い、サービスを継続して利用することができます。近年、オンラインサービスやアプリケーションで採用されることの多い課金モデルです。
オンラインストレージに買い切り型はほとんどない
現在、オンラインストレージの提供モデルはサブスク型が主流となっています。その背景には、クラウド技術やIT環境の急速な進化があります。買い切り型のモデルでは、一度購入したソフトウェアやサービスがその後の技術進化に即座に追従するのは難しく、新しい機能の追加やセキュリティの更新に対する柔軟性が低いという課題があります。そのため、特に法人向けオンラインストレージの多くは、サブスク型のモデルを採用しています。
「買い切り型」と「サブスク型」のメリットとデメリット
買い切り型とサブスク型課金モデル、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
買い切り型のメリット
買い切り型の最大のメリットは、ランニングコストがかからない点です。導入時に一定の金額を支払うことで、永続的にソフトウェアやサービスを使用できます。長期間にわたって同じサービスを利用する場合、サブスク型よりも総コストが低くなる可能性が高いでしょう。また、買い切り型のメリットとして、事前にかかるコストが予測できる点も挙げられます。
買い切り型のデメリット
買い切り型のデメリットは、技術やサービスの進化に合わせて新しい機能やセキュリティのアップデートが必要になった場合、追加料金がかかる可能性があることです。また、継続的なサポートや新機能の追加に制約が生じることもあるため、時代の変化やビジネスニーズの進展に迅速に対応するのが難しいことも懸念されます。
サブスク型のメリット
サブスク型のメリットは、サービスのサポートや改善をリアルタイムに受けられるため、最新の機能やセキュリティアップデートへの対応が容易であることです。またイニシャルコストが抑えられ、新しいサービスや技術を試すハードルが低くなる点もメリットと言えるでしょう。加えて、利用状況に応じて途中で契約プランを変更できる点もサブスク型のメリットのひとつです。
サブスク型のデメリット
サブスク型のデメリットは、長期的に見るとコストが高くなる可能性がある点です。サービスを利用する限りコストがかかり続けるため、長く使えば使うほど買い切り型よりコストがかかります。ただしサブスク型の場合、必要に応じて利用プランを柔軟に切り替えることで、ランニングコストを抑えることも可能です。
Fleekdriveは3つのプランが選べます
Fleekdriveは、さまざまなニーズに対応した「Team」「Business」「Enterprise」の3つのプランを提供しています。それぞれのプランには、特定のターゲットユーザーや使用シーンに応じた特徴があります。
Teamプランは月額500円（税抜）で、基本的なファイル共有を行う方や、オンラインストレージをライトに利用したい方に最適です。
Businessプランは月額1,500円（税抜）で、最も人気があるプランです。これは、ビジネスの現場で本格的にファイル共有を行う際に必要な高いセキュリティを求めるユーザーに向けた内容となっています。
Enterpriseプランは月額4,000円（税抜）で、特に大量のデータを取り扱う企業や、データ容量に制約を受けたくないユーザーに適しています。このプランの大きな特徴は、ファイル保存容量が無制限である点です。それぞれのプランの詳細や、どのプランがご自身のニーズに合ったものであるかは、「料金プラン」のページでご確認いただけます。
ビジネス向けオンラインストレージには、「買い切り型」と「サブスク型」があり、それぞれメリット・デメリットがあります。ビジネスの要件や予算などに応じて、適した選択肢を選びましょう。
Fleekdriveでは、異なるプランの中からビジネスニーズに合わせて選択することができ、特にBusinessプランやEnterpriseプランは、ビジネスの現場での要件を満たすための高度な機能を持っています。オンラインストレージの選択に迷った際は、Fleekdriveをぜひ検討してみてください。
