オンラインストレージは個人でも利用でき、中には無料のサービスもあります。しかし、企業などの組織がオンラインストレージを利用する場合には、個人向けの無料のサービスではなく、法人向けのサービスを利用することがおすすめです。では、法人向けのオンラインストレージは無料のサービスと比べて何が違うのでしょうか。この記事では、法人向けオンラインストレージの特徴や、オンラインストレージ選びのポイントについて解説します。

法人向けオンラインストレージの特徴

インターネット上でファイルなどのデータを保管・共有できるオンラインストレージは、法人向けの場合次のような特徴があります。

セキュリティが堅牢

業務でオンラインストレージを利用する場合、まず気になる点はセキュリティでしょう。法人向けオンラインストレージは、無料のサービスと比べてセキュリティが堅牢に作られています。ウイルスチェックや二段階認証、IPアドレス制限、アクセス制限などにより、無料のサービスよりも安全にデータを保管して利用することが可能です。

外部のユーザとも共有可能

法人向けオンラインストレージは大人数での利用が前提であるため、多数のユーザ登録作業も簡単に行えます。ユーザ登録はCSVなどを用いて一括で登録できるサービスもあります。グループ分けすることで、IPアドレス制限やアクセス制限などを細かく設定できることから、社内のユーザだけでなく外部のユーザとも安全にデータの共有が可能です。

システム管理者が運用しやすい

ストレージの容量追加やユーザの登録・変更・削除などの機会が多い法人向けオンラインストレージは、個人向けのオンラインストレージと比べて管理画面もわかりやすく作られています。法人向けオンラインストレージでは、保存するデータ量の増加に伴い使用できる容量の追加などの設定変更が行われますが、従量課金で自動的に容量が追加されるサービスも存在します。システム管理者はサーバなどのインフラ部分を意識することなく、データの保管・共有に関する設定に集中することが可能です。

外部ソフトやAPIとの連携ができる

業務でオンラインストレージを利用する場合、社内システムやほかのクラウドサービスとの連携も重要になります。法人向けオンラインストレージは、外部のシステムともAPIを通じて連携できるため、既存システムと連動して利用することが可能です。

法人向けオンラインストレージを選ぶ時のポイント

法人向けのオンラインストレージはさまざまなサービスが存在します。そのなかでも、自社に最適なオンラインストレージを選ぶためには、次のポイントをおさえることが重要です。

企業の規模で選ぶ

法人向けのオンラインストレージを選ぶ際には、はじめに利用する規模を見積もることが重要です。社内の一グループで利用するのか、社内全体で利用するのかによっても必要とされる機能や容量は大きく変わります。企業の規模に合わせて必要な機能や容量を見積もり、要件を満たすサービスを選定しましょう。

予算で選ぶ

法人向けオンラインストレージは、おもに初期料金と月額料金がかかります。月額料金はユーザ数・容量によって変動しますが、容量無制限で使用できるプランが用意されている場合もあります。さまざまな料金体系が存在しますが、利用する規模によってお得なプランは異なるため、予算に合わせてコストをおさえられるサービスを選びましょう。

目的で選ぶ

オンラインストレージをどのような目的で利用するかによっても、必要となる機能は異なります。例えば、社内向けか社外向けか、機密情報を保管するかどうか、などによっても、セキュリティ要件などが異なってくるでしょう。利用する目的を明確にすることも、サービスを選定する上で重要です。

法人向けオンラインストレージなら「Fleekdrive」

法人向けオンラインストレージにはさまざまなサービスが存在しますが、そのなかでもFleekdriveがおすすめです。誰もが簡単に操作できるシンプルな機能で、セキュリティや利便性にも優れたサービスです。

万全のセキュリティ対策

Fleekdriveでは、ファイルのアップロード時に自動でウイルスチェックを行います。加えて、すべてのファイルを暗号化して保存するため安心して利用することが可能です。さらに、アクセス元をIPアドレスで制限することも可能であるため、不正アクセスの防止も行えます。セキュリティ対策に万全を期し、クラウドセキュリティの国際規格である「ISO/IEC 27017」を取得しています。

SalesforceやAPIとの連携

FleekdriveはSalesforceをはじめ、Equipmediaやクラウド帳票サービスのFleekformと連携でき、その他のシステムともAPIを使用して連携することが可能です。ファイルのアップロードやダウンロードなどを、自動でアクションさせることが可能になり、利用中の既存システムの拡張サービスとしても利用できます。

クラウド上でファイルの編集が可能

Fleekdrive上にアップロードされたファイルは、専用のアプリを必要とせずブラウザ上で閲覧・編集できます。複数人での同時作業も実現でき、常に最新の状態に保てるためファイルを差し替える必要がありません。共同編集時にはファイルごとにチャットでやり取りすることも可能であり、業務効率を大幅に向上させることが可能です。

ポイントをおさえて法人向けオンラインストレージを選ぼう!

法人向けオンラインストレージは大人数での利用が前提とされており、セキュリティの高さはもちろんこと、他のシステムとの連携や運用のしやすさが特徴です。さまざまなサービスが存在するなかで、自社に最適なサービスを選択するためには、利用する規模や予算・目的を明確にした上で選定することが重要です。この記事の内容を参考に、自社にとって最適なオンラインストレージを選びましょう。