クライアントが抱えている具体的な課題

ある機械部品メーカーでは営業力を強化するために、社外から資料にアクセスできる環境を構築したいと考えている。営業部としては、少しでも多くの時間を取引先への訪問や新規開拓に使いたいところだが、資料を印刷するためや報告書を作成するためだけに会社に立ち寄る必要があり、時間や交通費などのコストに課題意識があった。また、取り扱う商材が多彩なこともあり、すべての資料を持ち歩くわけにはいかず、商機を逃すおそれもあった。

そこで、クラウドストレージを導入することで、顧客にいつでも資料を見せることができるようにし、さらに機械の写真を社内のエンジニアに共有することで、最適な部品を素早く提案できるようにしたいという構想を立てた。

加えて、出先や自宅で仕事ができるようにすることで、時代に合った働きやすい職場にしたいとも考えていた。しかし、重要なデータも保存するだけに慎重な意見もあり、ビジネスでの要件をクリアするソリューションを探していた。

Fleekdriveの導入が課題解決につながる理由

Fleekdriveは、重要なデータを扱う法人での利用を前提に機能を設計したクラウドストレージサービスで、企業が安心して利用でき、いつでもどこからでもファイルにアクセスできる環境を提供している。

具体的には、ユーザーや所属グループごとにフォルダ単位で柔軟なアクセス権限を設定することができる。また、フォルダにアクセスできるIPアドレスを限定することも可能なので、社外からの利用時には、機密性の高いファイルにはアクセスできなくするような運用にも対応する。

加えて、すべてのアクセスログを5年分保存可能なので、監査上の要件もクリアしている。不正を働いた場合に追跡可能だということが、抑止力にもなる。

さらに、FleekdriveではiOSアプリを提供しており、iPhoneやiPadでファイルの閲覧と写真・動画のアップロードが可能だ。iPhoneやiPadにはデータが残らない仕様なので、紛失したとしても安全だ。

Fleekdrive導入による改善点

ここのメーカーでは、Fleekdriveによって訪問先で資料を自在に表示できるようになった。加えて、タブレットで写真を撮影して共有できるようになり、提案のスピードが早くなったと顧客からの評判も良くなった。

また、営業担当者の時間削減だけでなく、自宅などでの従業員の仕事も可能になったため、家族の病気で出社できずにいた従業員も、休暇を取らずに業務ができるようになり、担当者の急な不在で業務が滞ることがなくなった。介護離職が社会問題になっている中、このメーカーではFleekdriveが貴重な人材の確保にもつながると期待している。

まとめ

  • タブレット端末を使って、訪問先で多彩な資料をすぐに利用できるようにしたかった。
  • Fleekdriveには、細かなアクセス制御や監査のための機能がある。
  • Fleekdriveでセキュリティの問題をクリアしつつ、無駄な時間を削減した。