平素は、格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
この度は8月23日に発生した弊社クラウドサービスの障害につきまして、ご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。

現時点で確認できております原因と弊社の方針につきまして、ご報告させていただきます。

■障害の経緯
8月23日12時50分頃、弊社クラウドサービス「Fleekdrive」、「Fleekform」が基盤として利用している「AWS」東京リージョンの障害により、両サービスへのアクセスが一切できない状況となっておりました。
同日16時00分頃に、Fleekdriveの一部のお客様のテナントから復旧し始めましたが、Fleekformについてはご利用できない状態が続いておりました。
同日20時00分頃Fleekdrive及びFleekformの全てのテナントで利用ができる事を確認し、同日20時50分、復旧のご連絡に至りました。

■障害内容(影響範囲)
以下のサービスがご利用できない状態となっておりました。
※ブラウザやアプリケーション経由でのログインだけでなく、APIアクセスも同様の状態となります。
・対象サービス:
 Fleekdrive ※Fleekdriveデスクトップ、Fleekdriveモバイルを含む
 Fleekform ※ACT、BOX、ClientPrintを含む
 Fleekform給与

■原因
弊社サービスが基盤として利用している「AWS」の障害が原因となります。具体的な事象としては、利用しているデータセンター「AWS」の東京リージョン内の特定のアベイラビリティゾーン(AZ)において発生した冷却システム故障によるものとなります。
この故障の結果、当該AZのパフォーマンスの劣化が発生し、当該AZ上で稼働していた弊社サービスの利用に影響が生じました。
※ここまでのAWSの障害の原因や再発防止策に関しては、下記URLをご参照ください。
https://aws.amazon.com/jp/message/56489/

弊社の全てのサービスは、マルチAZで構成されたクラウドサービスとなり、上記の特定のAZ上で発生したシステム障害ならば、本来バランサの制御により障害が発生したAZを切り離す制御も取られるはずでした。しかし、今回バランサが正常なAZへ振り分けせず、障害が発生した当該AZへ振り分けし続ける挙動をとっていたため、弊社サービスが利用できない状態が継続して発生いたしました。
このため弊社としましては、前述のAWSの障害の報告だけでなく、バランサが正常に起動していないと考えております。

以上の原因により、弊社の全サービスが利用できない大規模障害発生に至っております。

■今後の対策方針
今回マルチAZで構築していたにもかかわらず、単体リージョン内での稼働では上記原因により防止ができませんでした。
このため、大阪などの複数リージョン対応での稼働を進め、本件の再発を防止していく所存です。

最後になりましたが、今回の障害により多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。
本件の様な障害が発生した際も、サービスを継続してご利用いただけるように努力してまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

サポートに関するお問い合わせ先

株式会社Fleekdrive
Fleekdriveサポートデスク
E-mail: support@fleekdrive.com