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パソコン選びに役立てたい!ストレージ容量についての豆知識

石部 智則 石部 智則
2017-06-27 | ストレージ容量

もともとパソコンのストレージは、HDDとメモリしかありませんでした。しかし技術の進歩とともにメモリの容量が増え、当時のHDD並みの容量を持ったメモリも登場しました。そこで技術者たちが考えたのが「HDDのようにデータ保存にも使えるメモリができないか」ということです。この発想が後に、SSDの開発へとつながりました。

パソコンのストレージといえばHDDとSSD!違いを見てみよう

パソコンの内部ストレージには、HDDとSSDがあります。以下、両者の特徴を比べてみましょう。

まず、HDDのメリットは、容量あたりの価格が安いため、大容量のストレージが低価格で手に入ります。1TB超えの容量を持つ製品も。ちなみに500GBは、写真なら約8万枚、音楽なら12万曲、動画なら120時間が保存できる容量です。さらにデータの書き込み回数制限もありません。デメリットは処理速度が遅く、動作音が大きい、衝撃に弱い、消費電力が大きいといった点が挙げられます。一方、SSDのメリットは処理速度が速いことです。また衝撃に強く、動作音も静か、さらに消費電力も低いです。デメリットは容量あたりの価格が高いため、容量の主流はHDD よりも少ない250GB~500GBになっていることでしょう。またデータの書き込み制限があります。そのため1日中データの書き込みをするような使い方であれば、HDDがおすすめです。

どっち派?それぞれメリットがあるデスクトップとノートパソコン

デスクトップとノートパソコンでは、スペックや持ち運びのしやすさなどに大きな違いがあります。それでは実際、どちらを使っているユーザーが多いのでしょうか。全国の男女にアンケート調査を実施し、訊いてみました。

【質問】
主に使っているのは次のうちどちらのパソコンですか?

【回答結果】
デスクトップパソコン:48
ノートパソコン:127
両方同じくらいの頻度で使っている:12

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年03月10日~2017年03月16日
有効回答数:187サンプル

ノートパソコン派が多いという結果に!

ノートパソコンと答えた人が大半を占めるという結果になりました。

・ノートパソコンは持ち運びができるので、主に使っています(30代/男性)
・出張を含めて移動する機会が多いので、ノートパソコンだと持ち運びに便利だから。また、机の上においても場所を取らないから。(40代/女性)

持ち運びのしやすさ、スペースが少なくても設置可能なことが支持されているようです。一方、スペック的なことを考えると「デスクトップに限る」という人も。

・使いやすいから。画面も見やすく、キーボードも打ちやすい。(30代/女性)
・家で使うのなら、デスクトップパソコンのほうが性能は良い(30代/男性)

作業効率や使いやすさを理由にデスクトップを選んだ人は少なくありませんでした。また、場所や用途に応じて使い分けている人もいました。

・持ち運びや家でつかうものとわける。(20代/女性)
・会社ではデスクトップを利用し、自宅ではノートブックを利用しています。(50代/男性)

持ち運ぶならノートパソコン、スペックや使いやすさならデスクトップに軍配が上がりそうですね。

このように、用途に合わせてパソコンを選ぶのが大切だとわかる結果になりました。

効率的なビジネスのために!ノートパソコンを選ぶ基準とは?

ノートパソコンのストレージ容量の目安は、2.5インチHDDで500GBから1TB、SSDで120GBから250GBとなります。ノートパソコンの場合、基本的にドライブは1つしか搭載できません。ただし製品によっては、大容量HDDと小容量SSDを両方搭載したものもあります。使用目的によっては、そういったハイスペックなモデルを選ぶ必要もあるかもしれません。

ただ、それ以上にビジネス用ノートパソコンではサイズも重要になります。A4サイズ以上のノートパソコンは、ストレージ容量が1TB以上のものもあり、動画編集などの作業にも十分使えます。その代わり重いため、持ち運ぶには不便です。

一方、A4サイズ以下なら重さも軽く、持ち運びに適しています。小型な分だけストレージ容量は小さくなりますが、製品によっては容量が500GBあるものもあります。ちなみにビジネスユースであれば、容量は最低250GBあれば十分といわれています。画像や動画などを大量に保存するという使い方をしない限り、大容量HDDにこだわる必要はありません。むしろ作業効率や、衝撃の強さといった点が大切になってくるでしょう。その意味では、処理速度が速く、物理的衝撃にも強いSSD搭載のパソコンはおすすめです。

ノートパソコンの容量が少なくなったら?

ノートパソコンはストレージ容量が少ないため、デスクトップ感覚で使い続けているとあっという間に容量が足りなくなってしまいます。早めの対策で容量不足を予防しましょう。

・外付けHDDの活用
外付けHDDに、内蔵ストレージのデータを移しましょう。自宅で使うなら大容量の据え置き型HDD、外出用には電源の要らないポータブル型HDDがおすすめです。

・USBメモリの活用
よく使うデータは、持ち運びに便利なUSBメモリに移しましょう。64GBや128GBなどの大容量モデルも低価格で購入できます。データの転送速度が速いのもメリットです。

・クラウドストレージの活用
クラウドストレージにデータを保管するという方法もあります。ただ同期の仕方によっては、データがどんどん上書きされてしまい、うまくバックアップを取れないこともあるので注意しましょう。

・パソコン内は定期的に整理を
定期的にクリーンアップを行い、不要なソフトウェアやデータを削除しておきましょう。

デスクトップパソコンの容量不足… 対処法とは?

デスクトップで使われている3.5インチHDDは、2Tや3Tの容量があります。そのため複数のドライブに分割しても十分スペースを確保できます。しかし、それでもCドライブには注意が必要です。Cドライブには、OSやソフトウェアがインストールされているほか、マイドキュメントなどのデータも保存されるため、容量不足に陥りやすいのです。Cドライブの容量不足対策としては次のような方法が有効です。

・ドライブ内の整理
不要なソフトやデータを手動で削除するほか、定期的にディスクのクリーンアップを行います。削除したくないデータは、クリーンアップ前に、Cドライブ以外の場所に移動しておきましょう。

・仮想メモリをCドライブからDドライブに変更
仮想メモリはストレージ容量が不足したときに使用する、一時的なデータの置き場所です。この仮想メモリをDドライブに移すことで、わずかにCドライブの容量を大きくできます。

・パーティションの割合を変更
「ディスクの管理」から、パーティションの割合を変更します。Dドライブを縮小し、その分Cドライブの容量を拡張しておきます。

・HDDの交換
全体的にストレージ容量が足りない場合は、より大きな容量のHDDに交換することも検討しましょう。

まとめ

HDDとSSDには、それぞれメリットとデメリットがあります。容量重視ならHDD、書き込み速度重視ならSSDといったように、目的に合わせて選びたいところです。なおCドライブの容量が少なくなってくると、OSがフリーズするなどの弊害が起きてきます。こまめにドライブ内の整理を行うなどして十分な容量を確保しましょう。

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