2018年12月4日に「現場で役立つ!モバイル活用でペーパレス&業務効率化」と題して、製造業・建築業の企業様向けセミナーを株式会社MetaMoJi様と共同で開催しました。
ソルクシーズからは「モバイル活用で現場とオフィスをつなぐファイル共有」と題してセッションを行いましたのでそのセッションレポートをお届けします。
企業向けファイル共有サービスが必要な理由
オンラインによるファイル共有サービスは、個人利用目的であれば、無料のものも含めて比較的選択肢がある状態にあると言えます。しかし、それをそのまま企業で利用してしまうと「会社の重要な情報」が知らない間に外部流出してしまう恐れがあります。また、各人で無料のサービスを無秩序に利用している状態では、IT統制が取れていない企業としてイメージを損なう場合があります。
Fleekdriveは企業利用を前提にした新しいオンライストレージ
Dropboxなど北米を発祥とするオンラインストレージは個人利用でのサービスから始まっているのに対し、Fleekdriveは初めから企業利用を目的としたサービスとして開発されています。そのため、セキュリティ面に重点を置きながら、国内外の拠点やクライアント、パートナーとのファイル共有が可能になります。

Fleekdriveがもたらす4つの効果
Fleekdriveによる効果を4つの側面からご紹介します。
管理コスト削減
バラバラの管理から一元管理でコストを削減します。
効率アップ
やり取りの手間を省き、コミュニケーションを活性化することで効率アップします。
広がるビジネス
諸条件に応じたファイル共有により、取引先が増えても柔軟に対応することができます。
資産を守る
企業の大切な資産であるファイルを堅牢なセキュリティで保護します。
セッションでは、これらの効果を支えるFleekdriveの機能として、以下の項目をデモを交えてご紹介しました。
- アクセス権限設定
- 動画ファイル、Adobeファイル(AI、EPS、PSD)をブラウザで閲覧
- ファイル追加、更新時の自動通知
- バージョン管理
- 世代管理
- ファイル名検索、全文検索
- ファイル配信、公開スペース
- ワークフロー
- スマートルール
- 証跡管理
これらの機能の詳細については、Fleekdriveの特徴をご覧ください。
Fleekdriveの特徴へFleekdriveモバイル:現場の情報をいち早く共有
Fleekdriveモバイルアプリを使用することで、iPhone、iPadといったスマートデバイスからのファイル共有が可能になります。営業やフィールドサービスの担当者が現場で撮影した写真や動画をその場でアップロード、現場の情報をオフィスや関係者に共有できます。

写真サイズを変更して効率よくファイルを保管
FleekdriveモバイルからFleekdriveへ写真をアップロードする際、撮影したそのままデータだとファイルサイズが大きすぎてしまい、ストレージ容量を圧迫する原因になりかねません。Fleekdriveモバイルでは、アップロード前に画像のサイズを変更することが可能です。後で印刷する、画面で文字が読めればいい、など用途に応じたファイル保管ができます。

「MetaMoJi Note for Business」との連携でさらに効率アップ
Fleekdriveに保存された写真や図面(PDF)にタブレットで直接赤入れすることができます。Fleekdriveモバイルから「MetaMoJi Note for Business」をシームレスに起動することができ、手書きで入力した内容がそのままFleekdriveに保存されます。修理対応で現場に訪問しているサービス員が図面に手書きで故障個所や状況を記録し、Fleekdriveへアップロードすることで、本部での判断、指示がすばやく行えるようになります。

Fleekdriveモバイルの活用でペーパーレス推進に貢献
FleekdriveモバイルやMetaMoJi Note for Businessを活用することで、これまで現場に向かう前に図面や確認書、写真などをオフィスで印刷して、それらを現場に持っていき、書き込みしたものはオフィスに持ち帰り、スキャナで取り込んだり、PCで打ち直しするなどの手間から開放されることになり、紙の使用を抑えることができます。
Fleekdriveの企業活用例
自動車操舵部品メーカー様では、約200社いるサプライヤーに対する品質保証マニュアルの共有でご利用いただいています。サプライヤーごとに提供するマニュアルが異なるため、アクセス権限でコントロールし、マニュアルが更新されるとサプライヤーへ自動通知されるようになっています。
賃貸管理会社では、定期点検報告書の作成、提出業務においてご利用いただいています。Fleekdriveモバイルで現場の写真を撮影し、その写真を使って報告書をFleekformで作成。その後上司の確認、承認とクライアントへの提出がFleekdriveで行われます。
この他にもFleekdriveを活用した事例がありますので、導入事例ページにてご覧ください。
導入事例一覧へまとめ
- 個人利用中心のオンラインストレージサービスを無秩序に使うのはリスクが高い
- Fleekdriveは企業利用を前提に開発されたサービス
- Fleekdriveモバイルで現場の情報をすばやく共有できる
- MetaMoJi Note for Businessとの連携で手書きでの記録が可能